新年あけましておめでとうございます。
旧年中は、利用者の方々、ご家族、またボランティアはじめ近隣の皆様に大変お世話になりました。この場をお借りしまして、心から御礼申し上げます。
さて昨年、新型コロナウィルスを5類と扱うようになり、ようやく以前の生活が戻りつつあります。
ただ我々福祉医療に携わるものとしては、まだまだ新型も出現し、かつクラスターも起こっているので対応そのものが変わるわけでなく、悪戯に政府からの援助がなくなっただけのように感じております。
当福祉会においても、来年度(令和6年4月以降)には感染症の予防を踏まえた上で全体的に以前のように戻させていただき、行事や面会等も再開させていただこうと考えております。
長い間皆様には多大なるご理解いただいたこと誠にありがとうございました。
さて来年度はいよいよ介護・医療・障害の同時報酬改定となります。介護に関しては人件費の上昇および経費の増大を鑑みまして、総額+2.04%の改定率となりました。(※純粋な報酬改定は+1.59%)
これは介護報酬改定としては過去をみても非常に大きな+改定です。しかし、実際は一般企業の賃金上昇率が3%を超え、かつ物価高騰率から考えると決して潤沢な利益が出る改正ではないです。現状維持だけでもギリギリを強いられている福祉業界が、本改正をもってしても健全な経営状態になることは難しいかと思います。
とはいうものの今回は非常にたくさんの国会議員の方々にお助けいただきこの改定率をいただけたことは心から感謝いたします。もしこの改定率すらなかったらと思うと背筋の凍る思いです。
いよいよ関連病院の新築移転も視野にはいってまいりました。我々福祉事業者は社会保障の担い手として、どんなに制度が変わろうとも地域の皆さんの安心と安全だけは死守しなければならないと思っております。
我々は、「あなたでよかった ここでよかった」と言っていただけるよう日々業務に励んでおります。職員一同皆様に必要とされるサービスを目指してまいります。本年もどうぞよろしくお願いします。